6月11日(土)9時開始。

立派な大学病院が隣に建っています。

その隣にある大学講堂には、眠そうな顔をしながらも時間通りに、受講生が続々と集まってくれました。

さて、今日のテーマは「患者様とそのご家族とのコミュニケーション」についてです。

HMEP(ハワイ医学教育プログラム)の主宰者である町淳二先生の想いは「医者の卵にコミュニケーションをしっかりつけてほしい」というご希望があります。

コミュニケーション研修の奥は深く、人の心理に基づいて考えなければならないもので、付け焼き刃では身につきません。単なるスキルではないということを、しっかり伝えたいとの想いで、講義をしました。

一概に言えることですが、現代の若者には、大勢の前で自分の意思をはっきり表現することを嫌う傾向があります。これも正直な自分を出さないことで「自己防衛」しているのでしょう。

コミュニケーションの基本は「双方向で、しかも会話をすること」です。会話ですから、話すと聴く、両方のスキルが必要です。ということは、自分の感情や意見、情報や知識を披露する必要がある。でも、それを大勢の前ではしない。

相手に合わせることを優先し、自分の意見はできるだけ言わない。これがよいコミュニケーションだと思っている人が多いようです。

これは大きな間違いです。なぜなら、人は違って当たり前で、その違いを認めたうえで「双方の違うイメージの隙間をいかに埋めていくか」これを双方が意識しあいながら近寄っていくことなのですから。

だから、黙っていたら、いつまでも双方の心の距離は埋まらないのです。そういう話も交えながら、熱く語ってきました。

受講生のアンケートの感想は「自分を見直すよい機会だった。よかった」「患者さんとその家族の気持ちがよく分かった」「3時間が楽しくあっという間だった。だけど疲れた」など概ねよい結果でした。

ドクターの卵たち、夢に向かって、自分を信じて進んでください!!!

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